
この記事ではドイツ発ガジェット系サブスクサービスを展開するGroverについて紹介しています。その他日本で展開されているファッション系のサブスクについても触れています。
目次
そもそもサブスクとは?どんな種類があるのか?業界は?
すでに一般化していますが、サブスクとはサブスクリプション(Subscription)の略称。
モノやサービスを一定期間、定額で教授できるサービスを指します。
Apple MusicやSpotifyを中心とした音楽業界のサブスクは有名ですが(最近はB'zが全曲サブスク解禁して話題になりましたね)、それ以外にもさまざまな業界で様々な種類のサブスクが展開されています。
ガジェット系のサブスクを展開! Grover in ドイツ

ガジェット中心にサブスクを展開しているのがドイツのGroverというスタートアップです。
残念ながら日本にはまだ上陸しておらず、ドイツ、オーストリア、オランダでビジネスを展開しています。
新たに資金調達をして、今後は米国市場への展開を目指していくとのことで、それ次第で日本を含め他の国へも波及していくのではないでしょうか。
Groverが展開するサブスクの内容とは?

Apple/Sony/Samsung/Nintendoなどメジャーなメーカーブランドのガジェット類が多数取り揃えてあります。ラインナップも新しめ。
ジャンルも豊富で、PC、スマホ、ゲームハード、TV、ドローンなどなど。
金額はサブスクを申し込む期間によって変わる仕組みになっていて、期間が長いほどひと月あたりの金額が少なくなるようになっています。
Airpods Maxを例に取ると、ひと月だけ申し込みたい場合は€64.90ですが、3ヶ月だと€44.9まで下がります。
使用してみて気にいった場合は購入することも可能なので、特にAirpods Maxのように興味はあるけど高すぎて気軽には買えない商品に対して、ものすごく有益なサービスのように思えます。
また使用中に万が一修理が必要になった場合には90%をGroverが補償してくれるので、その点も安心です。

特にガジェット系Youtuber向けの商売としてお互いにWin-Winになりそう。
Grover CEO Michael Cassauが目指すところ
“The whole idea of hardware as a service model detaches the payment from the asset—you don’t put people into debt but give them the flexibility to return a product they no longer find useful,”
Forbes forbes.com/sites/iainmartin/2021/04/13/this-german-startup-wants-you-to-rent-not-buy-your-next-smartphone-or-laptop/?sh=3c17f9d467c0
不要になったものは手放すことでよりフレキシブルなライフスタイルを手に入れることができる、とCEOのCassauさんは言っているわけで、これってモノを持つことに意義を見出さなくなった、とされるいわゆるGenZを意識したものだと思うわけです。
10年後、GenZが消費の中心になっている頃にはGroverもしくは類するサービスが覇権を握っているかもしれないですね。
日本でも家電のサブスクはあるものの、ガジェットを中心としたサービスは僕がみたかぎり見つからず、ガジェット系を取り扱っていたとしてもわずかな種類、それも少し古いものを扱っている印象で、Groverのような最先端のガジェットを取り扱っているサービスとは毛色が違いました。
ぜひ、同様のサービスが日本でも始まって欲しいものです。ぜひオーディーオ系の聴き比べに使ってみたい!
洋服のサブスク airCloset / Rcawaii


閑話休題。
舞台を日本に戻して、ファッション関連のサブスクを見ていきたいと思います。
有名なのがairClosetとRcawaiiです。
両者ともプランは3つ用意しており、airClosetは¥6,800~¥12,800、Rcawaiiは¥6,800-¥29,800となっています。それぞれひと月に届けられる服の数と、気に入らなかった場合に交換できる回数で価格設定を変えているようです。
共通点としてはプロがコーディネートした洋服が届けられるという点。トレンドに合わせた組み合わせをプロが選んでくれます。
両者で明確に異なるのが対象年齢。airClosetはサイト上で明確に20代後半から40代と掲げています。ターゲットをより明確にすることでより効率的に服の調達もできるし、借りる方も「年齢に相応しい」とされる服をプロからおすすめされるので安心して着ることができますね。
一方のRcawaiiの方はairClosetよりもターゲット層が低めで、おそらく10代後半から20代中盤くらいまでをターゲットにしているように見受けられます。
サイトを見てみても登場されるモデルさんはairClosetに比べても若めな印象を受けます。
競合他社ではあるもののターゲットが被っておらず、パイを食い合わずにうまく商売をされているのではないでしょうか。
airCloset https://www.air-closet.com/
Rcawaii https://www.rcawaii.com/
香水のサブスク SCENTPICK / COLORIA

昨年からのコロナ禍で人気が急増しているらしい。外出自粛で陰鬱する中でせめて家の香りだけでも華やかにしたい、という人の利用が増えているのだとか。
この業界でもサブスクを行なっている代表的な会社が2つあってSCENTPICKとCOLORIAです。
プランは両者とも3つ。届けられる香水の本数(1本に1ヶ月分の量が入っている)によって金額が変わる仕組み。
各種プランの金額はSCENTPACKは¥1,680~¥4,780、COLORIAは¥1,980~¥4,540。
プランごとの金額に大きな差はないと言えると思います。
ちなみに両者ともラグジュアリーブランドのものの場合には追加料金がかかる仕組みになっています。(SCENTEPICKで最大+¥990、COLORIAで最大+¥1,500)
セールスポイントがそれぞれにあって、SCENTPICKは毎月10日までなら届いたものの交換が可能、一方のCOLORIAはコンシェルジュに好みの香りを相談できるというサービス。
香水サブスク、僕もぜひ利用してみたいなーと思ってます。というのも香水って1瓶買うと結構高いし、使いきれないこと結構多いし、、利用したら体験談として書いてみたいと思っています。
その他、コーヒー、クラフトジン、などなど
ここには書き切れないほど、サブスクはありとあらゆるジャンルで展開されています。
こちら↓のサイトでは数多くのサブスクが紹介されているのでよかったらみてみてください。
subsc
ぜひ好きなジャンルで一度検索してみてください、おそらく大抵のジャンルで見つかると思います!
最後まで読んでいただきありがうございました!