サウンドバーの購入を検討しています。JBLのサウンドバーってどう?賞を取ったらしいけど。
この記事ではこんな質問に答えていきたいと思います。
先日、下記の記事をRTしました。
JBLのBar 5.0 MultiBeamが2021のテレビシアター大賞を受賞したとのことで、社長のインタビューが掲載されていました。
今回受賞したBar 5.0 MultiBeamを含め、JBLは日本で2種類のサウンドバーを販売しています。
- Bar 5.0 MultiBeam
- Bar 2.0 All-in-One
主なスペックは以下の通りです。現在発売されているのはシングルバーのみです。
モデル名 | ![]() Bar 5.0 MultiBeam | ![]() Bar 2.0 All-in-One |
スピーカー数 | 5 | 2 |
価格(税込) | ¥39,800 | ¥19,668 |
大きさ | 709x 58x 101 mm | 614x58x90mm |
出力 | 250W | 80W |
機能 | Dolby Atmos, Dolby Digital Plusなど | - |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る |
以下、各モデルについて細かくみていきます。
Bar 5.0 MultiBeam

Bar 5.0 MultiBeamの特徴は、シングルバーでありながら、スピーカーユニット(サウンドバーの中のスピーカーだと思っていただいてOKです)が5個ついたいわゆる5chであること、空間オーディオのDolby Atmosに対応していることの2点が挙げられると思います。
まずスピーカーユニットですが、正面に3つ、左右両端に1つずつ、合計5個ついています。
左右両端についたスピーカーユニットがポイントで、外側に各ユニットが向いており正面にいる人に直接音を聞かせるのではなく、反射した音で包み込むように聞かせることを意図しています。
イメージとしては以下のような感じで、リアスピーカーなど物理的にスピーカーを配置しなくても、壁の反響を利用して左右からも音が聞こえてくるので非常に臨場感のある試聴体験ができます。(詳しくは公式のイメージがよりリッチです笑)
日本の住環境では、リアスピーカーを配置できるご家庭も限られてくると思うので、シングルバーだけで音の空間・臨場感を味わえるというのは非常にありがたい機能だと思います。

さらに、Dolby Atmosに対応しているので、対応フォーマットを再生すると上方向への音がよりリッチになります。
スピーカーユニットによって平面の音の広がりが生まれ、Dolby Atmosによって高さが加わり、文字通り音に包まれる体験ができます。
また2019年にテレビシアター大賞を受賞したSony HT-X8500と比較するとさらにその良さがわかります。

上記のように価格は近いもののスペックとしては大きく開きがあります。
HT-X8500は発売から2年が経っているので現在の市場価格は既に落ちてきているよう(価格.comで見ると33,000円前後まで落ちてきているよう)なので、
現在は価格も比較ポイントになり得るかもしれません、が、数千円であれば個人的にはJBLのスペックの高さをおすすめしたいです。
Bar 2.0 All-in-One
Bar 2.0All-in-OneはJBLのラインナップの中ではエントリーモデルの位置付けです。
主なスペックは2.0ch 、パワーは80Wというレベルなので5.0と比べると見劣りしますが、通常のテレビの音声出力は20W程度なので、テレビの音はしっかりとスケールアップしてくれます。
さらに現行価格を見るとアマゾンでは既に1万円近くまで落ちてきているので、コスパを求める方にはこちらのモデルがおすすめです。
JBL サウンドバーまとめ

JBLのサウンドバーの差、お分かりいただけたでしょうか。
JBLはモデルを絞ってコスパの良い商品を出しているなぁという印象です。
話題の空間オーディオを楽しめてかつ基本的なスペックもベンチマークの競合モデルを上回っている、でも値段は安い。
また、欧米ではリアスピーカー付きの9.1というモデルだったり今回紹介した5.0にサブウーファーを追加した5.1というモデルも販売しています。
これについても、日本の市場では住宅事情などを背景にサブウーファーモデルやリアスピーカー付きモデルが売れないという判断で、
戦略的にシングルバーのみの展開に絞っているのではないでしょうか。
JBLのSNS戦略も日本とその他の国で違っていて面白いので、近いうちにそちらも記事にしたいと思います。
サウンドバー、JBLに関しては以下の記事もおすすめなので、よければご覧ください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!