ようやくキーボード探しの沼から抜け出せたかも。
そう思わせてくれたlogicool MX KEYS MINIをレビューしたいと思います。多くのYoutuberやブロガーがすでに紹介していますが、この記事ではREALFORCEやHHKBのような「厚め」のキーボードが合わない、と感じている方にむけて、MX KEYS MINIのいいところをご紹介していきたいと思います。
MX KEYS MINIはこんな人におすすめ!
・キーストローク(入力時にキーをどれだけ押し込むか)は浅め(軽め)が好き
・キーボードでいろいろな操作を完結させたい
・機器間の接続(MacからiPadに切り替えなど)をボタン一つで切り替えたい(マルチペアリング可能)
順番に触れていきますので、気になる箇所があるかたは下の目次から該当箇所にとべるので、ご活用くださいませ。
目次
MX KEYS MINI 外装・見た目

外装はこんな感じ。ふたを開けると紙がかぶせてあり、少しだけ高級感が漂ってきます。

内容物は日本語配列のキーボード本体とType Cケーブル、取扱説明書、保証規定のみです。ちなみに2年間の無償保証つきです。
公式によると、大きさは以下の通りです。
- 高さ: 131.95mm
- 幅: 295.99mm
- 奥行き: 20.97mm
- 重量: 506.4g
ミニマルなデザインをうたっているだけあって、幅はとてもコンパクトです。
キーボードはマットな質感で、高級感があります。薄いながらも重厚感があり、物欲を満たしてくれます。(購入してから1か月ちょっとですが、かわらず愛着を持って使えています)
ちなみに、iPhone12miniと比べるとこんな感じ。

重さはペットボトル1本分。軽量というわけではないですがカバンに入れれば持ち運びも余裕です。打鍵したときに不安定にならない、かつ、持ち運びもできる絶妙な重さです。自宅でも出先でも使いたい、という方におすすめです。
MX KEYS MINI ストローク浅めが好きな方におすすめ

MX KEYS MINIのストロークは浅めです。公式サイトで正確な数値を発見できなかったので、手持ちのキーボードとの比較で表したいと思います。
対象は以下のキーボードです。
- Macbook Air(2020)
- REALFORCE
- Satechi ALUMINUM BLUETOOTH KEYBOARD
うち心地は、この中だとMacbook Air(2020)とSatechi ALUMINUM BLUETOOTH KEYBOARDに近い感覚です。
Macbook Airのキーストロークが約1mm、Satechiのキーストロークは約1.5mmとのこと。数値よりも大事なのは打鍵感だと思うので感覚的な話をすると、これら2つのキーボードよりも若干押し心地があるのがMX KEYS MINIです。REALFORCEと比較すると、指に引っ掛かりがなく打ち込める(実際には上下への打ち込みなので引っ掛かりという表現が正しいか自信がありませんが)ので、しっかりとしたうち心地がありながら、指先に負担をかけずにタイプできる、という感覚です。
一日中PCと向かいあって仕事をしていると、何千回・何万回とキーボードをたたくことになると思いますの、負荷をかけずに打てるというのは何よりも重要だと思います。
HHKB、REALFORCE 物欲は満たしてくれそうだけど…
Youtubeで絶賛されている高級キーボード、HHKBやREALFORCE。ミニマルでシンプルなデザインだったり、無刻印だったりで、見た目がかっこいいですよねぇ。HHKBの墨とか、デザインだけじゃなくて名前もかっこいい。。
憧れがあってREALFORCEのR2-JP4-BKを買って使ってみたのですが、残念ながら、僕にはキーボードの角度がありすぎたりストロークが深すぎたりで、疲れる+タイピングミスが頻発のダブルパンチに見舞われました。
タイピングミスについては慣れでそれなりに改善されるだろうとは思うものの、毎日長時間使うもので疲れをためてしまうのはちょっとなぁ、ということで今はあきらめることにしました。
いつかHHKBのBTを使ってみたいと思います。
キーボードで色々な操作を完結させたい
MX KEYS MINIには複数のファンクションボタンが搭載されています。特に汎用性の高いのは以下のスクショとマイクミュートのボタン。
日常の業務でレポートに載せるためにスクショを取る画面が多かったり、ビデオ会議に参加することが多いので、この2つのボタンは特に重宝しています。スクショにしろマイクのオンオフにしろ、複数のボタンを同時に押したりマウスを動かしたりする手間が省けるので、便利さを実感しています。
F8にスクショ、F9にミュートボタンが配置されています。デフォルトの設定では、これらのボタンを押すだけで機能が使えるようになっていて、通常のF8・F9ボタンとして使用したい場合にはFnボタンと同時に押す必要があります。これらを逆にしたい場合にはLOGICOOL OPTIONSというアプリで変更可能です。

実際にミュートのボタンを使ったときは下のような感じです。環境はWindowsです。ミュートボタンを押すと、下の画像のように右上にマイクオフのマークがでます。マイクの状態が分かりやすいですよね。この使い勝手の良さが気に入っています。

このほかにも、デバイス切り替えボタン(F1~F3)、絵文字ボタン(F7)などの、ディクテーションボタン(F9)、などのファンクションボタンがついています。スクショ、ミュートほどには使用していませんが、クイックにこれらの動作ができるので便利です。
機器間の接続切り替えがボタン一つで可能(3台まで登録可能)

ファンクションキーのところでも触れたのですが、F1~F3に機器の切り替えキーが割り当てれていて、ここで接続機種の切り替えを行うことができます。登録できる機器は3つ。アプリ・LOGICOOL OPTIONS内のEasey-Switchで登録先の確認をすることができます。
切り替えにかかる時間はものの1~2秒で、まったく気になりません。よほど生き急いでいる方でなければ気にならないと思います。

まとめ MX KEYS MINIは1万円ちょっとで買えるおすすめガジェット上位だと思う

まだまだ先が見えない状況で、テレワークが続きそうです。そんななかで、今回ご紹介してMX KEYS MINIは作業効率もあげてくれるし、物欲も見てしてくれて、退屈な作業を楽しく感じさせてくれるガジェットの一つです。値段も1万円ちょっと。この価格帯のガジェットのなかで、QOLを改善してくれるアイテムとして、強くお勧めできます。
作業に飽きてきたら導入を検討してみてはいかがでしょうか?
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。