
この記事では上記の質問に答えるべく、SonosのArcのレビューを書いています。
早速ですがおすすめできる点、注意しなければいけない点を挙げておきます。詳しくは本章を読んでいただければと思います。
ココがおすすめ
シングルバーとは思えない音の迫力!
低~高音までクリアに聞こえ、映画などのセリフも聞き取りやすい!
ココに注意
55インチ未満のテレビにつけるとサウンドバーの方が長くなり不恰好か。
スマホなどとのBluetooth接続はできない
サウンドバー全般については以下の2記事にまとめているので良ければ合わせてご覧ください。
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サウンドバー サブウーファー付き おすすめ5選!
そもそもSonos Arcとは??
Sonos ArcはオーディーメーカーSonosが出しているサウンドバーで、スピーカーを含めたラインナップの中でもハイエンドのモデルです。日本でも2020年から販売されています。
日本ではSonyとBOSEほどの知名度はありませんが、アメリカでは大人気のブランドで、家電量販店に独立したコーナーがあるくらいです。
そんなSonos Arcですが、今回、家電レンタルサービスRentioで借りてみました。自宅の環境で体験することができたので、僕なりにレビューしていきたいと思います。
Rentioに関しては以下のページをご覧ください。
Sonos Arcのスペックとレビュー

Sonos Arc スペック
まずはSonos Arcの基本的なスペックです。
- ¥119,680(sonos.com.調べ、税込)
- 大きさ:幅1141mm 高さ87mm 奥行115mm
- 機能:Dolby Atmos対応 Amazon Alexa対応
- Bluetooth接続は不可
まず、開封してみて思ったのは「想像より太い」ということです。もう少しほっそりとしていることを想像していたので少し驚きました(スペック情報ちゃんと見ろって話なんですけどね笑)
スピーカーを含むSonosファミリーは、Wi-Fi経由で機器接続をしてマルチルーム再生ができることを売りにしており、Sonos ArcもBluetoothによる接続はできません。
例えばスマホからBluetooth接続してスピーカーとして使う、ということはできません。
スマホと接続する際にも、Arcとスマホを同じWi-Fiに接続することが必要になります。
この辺りは専用のアプリで設定していくのですが、とても簡単です。
Youtubeにも設定の仕方を説明しているビデオがいくつか上がっていますが、参考までに一つ貼っておきます。
Sonos Arc 外観レビュー

自宅のTV(55インチ)の前に置いてみました。ちょうどテレビの横幅目一杯という感じです。
55インチ未満のテレビだと、テレビの方が短くなって少し不恰好かもしれませんね。
上記の通り奥行きが115mmあるので、Arcを設置するにあたりテレビを壁側に寄せる必要がありました。
テレビ台にテレビを置く場合は奥行きにテレビとバーの両方が収まるか、事前に確認された方がいいと思います。
テレビを壁掛けする場合にはこの辺りは気にしなくても大丈夫ですね。
テレビの壁掛けについてはソニーがサービスを実施しているようなので参考までにご紹介します。
Sonos Arc 音レビュー

シングルバーでここまでいい音が出るのかと驚きました。
まず音のバランスが素晴らしいです。
中〜高音のクラリティが素晴らしく、また低音もしっかり出ています。デフォルトの音で聞いても全域の音のバランスが素晴らしいと思います。
音の設定は専用のSonos appで変更可能なので好みの音にカスタマイズすることも可能です。
Sonos Arcを使っていくつか映画をみたのですが、それぞれの映画でSonos Arcの良さが認識できました。
まずU-NEXTで配信中の「グリーンブック」を観ました。
ピアニストに関する作品なので劇中に楽器を演奏するシーンが多いのですが、特に中〜高音の音に奥行きが感じられ、音が立体的に聞こえ、耳心地がとてもよかったです。
次にPrime Videoで「ミッションインポッシブル2」を鑑賞。
車の窓が割れて飛び散る音はとてもクリスプに聞こえて、ガラスが飛び散ったようにちゃんと聞こえました。銃撃戦の低音もしっかりと響いていました。低音についてはまさにちょうどいいレベルでなってくれていて、セリフの邪魔になるような低音ではなく、絶妙なレベルになっていると思います。
最後にNetflixで「Perfume Imaginary Museum “Time Warp”」を鑑賞しました。
Sonos Arcは音楽系の映像に適していると確信。
低音はSonos Arcの筐体から出ているように聞こえ、一方のボーカルはテレビの画面の高さに定位しているように聞こえます。これにより音に立体感を感じます。
低音もボーカルもしっかりと聞こえるので、ライブビデオなどを見るのには最高のサウンドバーだと思います。
Sonos Arcはさらに拡張できる

Sonos Arcは、OneやFiveといったスピーカー、サブウーファーのSubをWi-Fiでグルーピングすることでシアターシステムを組み上げていくことが可能です。
Sonosのスピーカーファミリーについては以下のページに詳細をまとめているのでこちらをご参照ください。
https://shoe-and-life.com/sonos-wsp/
Arcでも日本の住環境には十分な低音が出るので、個人的にはSonos Oneを2つ買って、リアスピーカーを追加してみたいですね。
結論 Sonos Arcは値段に相応しい最高のサウンドバー

Sonos Arcが最高な点をまとめると
- シングルバーだけど低音が十分に出ている
- 音のクラリティが高く、中〜高音域に奥行きを感じる
- クリスプ感(音の粒感)が耳心地いい
- テレビ画面から音が出ているように感じ、立体感がある
- 拡張性がある(リアスピーカー、ウーファーを追加できる)
以上の5点だと思います。
今回、自宅環境で試すことができてよかったです。
買ってみて自宅で聞いたらダメダメだったっていうのは音響系ではあるあるだと思うのですが、その失敗は防げた、というのは大きいと思っています。
Rentioという家電レンタルサービスでレンタルしました。サウンドバー以外にも生活家電などラインナップは幅広いので、覗いてみるだけでも面白いですよ。
Rentioのサービス内容、借り方については以下にまとめているので、良ければ参考にしてみてください。
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家具・家電レンタル Rentio レンティオ 使ってみた感想①
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。