この記事ではSonosのスピーカー6種類の特徴・違いを解説しています。
OneとOne SLって何が違うの?という基礎的なところから最新モデルのRoamの情報までまとめています。
具体的には以下のモデルの詳細を紹介しています。
- Sonos One
- Sonos One SL
- Sonos Move
- Sonos Five
- Sonos Roam
- IKEAコラボ SYMFONISK(シンフォニスク)シリーズ
JBLのBluetoothスピーカーについては以下のページでまとめていますので合わせてご覧ください。
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目次
JBL Bluetooth スピーカー 目的別おすすめ
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Sonosとはどんなブランドなの?

Sonosは米国発祥のオーディオ機器メーカーです。
今回紹介するスピーカーに加えて、サウンドバー、アンプなどのホームシアター周りのプロダクトを発表しています。
サウンドバーについては以下の記事で紹介しているのでついでにご覧いただければ嬉しいです。
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サウンドバーの選び方 シングルバーおすすめ6選!
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また、21年5月にはAudi Q4 e-tronのカーオーディオに採用されたことが発表され話題になりました。
元々B&OがAudioの車載オーディオを手がけていたのですが、若者層の取り込みを測ることを目的に、より低音に定評のあるSonosに白羽の矢がたった、とのことでした。
この事が象徴するように、Sonosは若い世代からも支持を受けているオーディオブランドという事がわかります。
それでは各スピーカーの詳細を見ていきたいと思います。
One

Sonosの定番スピーカです。名前も見た目もとことんシンプルです。
詳細はこんな感じ。
- 価格: $199 / ¥26,180(税込)
- 色:黒 / 白
- 複数台でのペアリング:可(Wi-Fi接続環境下)
- Sonosのサウンドバーとの接続:可能(Wi-Fi接続環境下)
- Google Assistant, Amazon Alexa対応
単体でももちろんいいスピーカーなのですが、同じものをもう一台購入してステレオスピーカーとして使うこともできます。
また、サウンドバー(Arc,Beam,Bar)と接続してサラウンドスピーカーとしても使用する事ができます。
これがSonosの特徴の一つで、1つSonos製品を購入したらどんどん製品を買い足していき、家庭内にSonosエコシステムが出来上がっている、という仕組み作りがなされています。
例えば、
- Sonos oneを一つかって良かったからもう一つかってステレオにしてみよう
- 2台のoneはどうやらSonosのサウンドバーともつながるらしい、買い足してホームシアターに挑戦してみよう
かなり端折りましたがこんな感じで他のブランドが入り込む隙がない状況がうみだされる、という感じです。
Oneの話題に戻ると、1点だけ注意点があって、Bluetooth接続ができないという事です。
スマホからOneへ無線で接続する際はWi-Fiでの接続しか方法がありません。
また、バッテリーは内蔵しておらず有線で電源に接続する必要があります。そのため持ち運びができないのですが、複数台購入してWi-Fiでペアリングすれば、家のどこにいても同じ音で包まれている、という環境を作る事ができる、というわけです。
アマゾンでの評価は4.7/5.0(21年6月21日付)と非常に高評価です。個別のコメントを読んでみると、音に関する高評価が多くみられます。
One SL

Oneの画像と貼り間違えたわけではなく、OneとOne SLには見た目上の大きな違いはありません。
まずは詳細を見ていくと以下のような感じです。
- 価格: $179 / ¥23,980(税込)
- 色:黒 / 白
- 複数台でのペアリング:可(Wi-Fi接続環境下)、Oneとのペアリングも可能
- Sonosのサウンドバーとの接続:可能(Wi-Fi接続環境下)
- マイクなし
最後にあげたマイクなし、というのがOneとの差分です。
マイクがないことに伴ってGoogle AssistantやAmazon AlexaといったVoice Assistant機能にも対応していません。
この差に¥2,000を払うかどうかがポイントになってきます。
僕の場合はすでにアマゾンのecho seriesを所有しているので、Voice Assistant機能は重視していません。そのためOne SLを買うと思いますが、この辺りはご自身の環境にあったチョイスをしていただければと思います。
アマゾンでの評価はOneと同じく4.7/5.0(21年6月21日付)と非常に高評価。
Sonos Move

続いてはSonos Moveです。その名の通り、Sonos初のバッテリー内蔵スピーカーです。
- 価格: $399 / ¥51,480(税込)
- 色:黒 / 白
- 複数台でのペアリング:可(Wi-Fi接続環境下)
- Sonosのサウンドバーとの接続:不可
- Google Assistant, Amazon Alexa対応
- Wi-Fi, Bluetooth両方での接続可能 切替は物理ボタンで行える
- バッテリー持続時間:11時間
- IP56対応
Oneが室内用で、こちらは屋内外両用ということで得意不得意が微妙に違っています。
まず長所としてBluetooth接続が可能かつバッテリー搭載・11時間持続という点が挙げられます。
このモデルが出るまではSonosのプロダクトは屋内での使用に限られていましたが、Moveの登場によりSonosの音を外に持ち出せるようになりました!
Sonosの音が好きなユーザーにとっては嬉しいニュースだったのを覚えています。
一方で、サウンドバーとの接続ができず、One、One SLで可能だったサラウンドスピーカー化は不可能ということになります。この点が一番のネックではないでしょうか。
アマゾンでの評価は4.4/5.0(21年6月21日付)でOneを下回るものの高評価を得ています。
Five(おすすめ!)

続いてはFive。現行のスピーカーではハイエンドモデルです。
何度か試聴した事がありますが、最高です。
- 価格: $499 / ¥64,680(税込)
- 色:黒 / 白
- 複数台でのペアリング:可(Wi-Fi接続環境下)
- Sonosのサウンドバーとの接続:可
- Google Assistant, Amazon Alexa対応
個人的にはこの値段の差であればMoveよりもFiveを買うことをおすすめします。
何より音が段違いにいいです。低音はしっかり出つつもボーカルの邪魔になるような耳障りな感じではなく、かつ高音のクラリティもめちゃくちゃ綺麗、というのが僕が試聴して思った感想です。
どのジャンルの音楽にも合うんじゃないかなーと思っています。
また、Oneと同様にサウンドバーと接続可能な点も高ポイントですね。
Fiveをサラウンドスピーカーとして使ったら一体どんな音になっちゃうんやろうか、ぐへへ、、という感じで買い時を見計らっているところです。
アマゾンでの評価はOneと同じく4.7/5.0と非常に高いです。残念ながら今回のプライムデーの対象にはなっていませんでした。。
Roam (New!日本未発売だがもうすぐか?)→ 9月1日発売見込み

米国ではすでに発売中のRoamです。日本でもこの夏には出るのではないかと思いますが、まだ正式な発表はされていません。
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(7月9日追記)
USのインスタによれば、Roamの日本販売は9月1日のようです!Pre-Orderは公式サイトで20日からPre-Orderが実施されるようです。

聞いたら教えてくれました、優しい!
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詳細を見てみましょう。
- 価格: $169 / ¥?(One SLが$179->¥23,980だから、税込¥22,000くらいか?)
- 色:黒 / 白
- 複数台でのペアリング:可(Wi-Fi接続環境下)
- Sonosのサウンドバーとの接続:不可
- Google Assistant, Amazon Alexa対応
- Wi-Fi, Bluetooth両方での接続可能
- バッテリー持続時間:11時間
- IP67対応
Moveの中途半端感から一気にワイヤレススピーカー側にスペックを振って来た感あります。
まず価格がワイヤレススピーカーのボリュームゾーンの価格帯に落とし込まれていて、Moveに比べるとターゲット層がだいぶ広がっているように思います。
Bluetooth接続が可能な点はMoveと変わりないですが、バッテリーが1時間伸びていること、またIP56からIP67に進化しています。
IP67といえば「水面から15センチ程度の水中に30分間浸しても問題がない」レベルなので、海や河などでも臆せず使えるということになります。
残念なのはサウンドバーとの接続ができないという点ですが、これに関してはMoveほどのガッカリはないと感じています。
なぜならRoamは基本ワイヤレススピーカーであって、Wi-Fi関連の機能(ペアリングとか)はおまけ程度にしか思えないから、です。
Roamの価格ならそれも仕方ないか、と思えますが、Moveお前はダメだ。
充電もワイヤレス充電が可能なのですが、付属品ではなく、$45で購入する必要があります。この辺りは少し残念ポイントでしょうか。
試聴してみてFiveのようなバランスの取れた音であればぜひ購入したいと思っています。IKEAコラボ SYMFONISK(シンフォニスク)シリーズ
IKEAコラボ SYMFONISK(シンフォニスク)シリーズ

SonosはIKEAとのコラボレーションモデル、SYMFONISK(シンフォニスク)というラインを出しており、現在はテーブルランプ型とブックシェルフ型の2モデルが販売されています。


テーブルランプ型の方はその名の通りランプとしても使え、ブックシェルフ型もはにかけて棚としても使えるような形状になっています。2モデルともSonosが音響部分を担当しており、それぞれWi-FIスピーカーとしても使用可能です。
同じモデルを複数台購入すれば、Sonosのアプリを通じてグルーピングが可能なので、ステレオを組むこともできます。
このSYMFONISKに先日新しいモデルが追加されることが発表されました。今度は壁掛けのアートフレーム型になるようです。また前面のパネルは好みのアートパネルへ変更することができるので、インテリアとしてより活躍してくれそうですね!

USのインスタアカウントによれば、どうやら全てのSonos商品とのペアリングが可能なようです。
日本での発売は2022年を予定しているようなので、楽しみに待ちたいと思います。
おまけ いつが買い時なのか
Sonosのスピーカーラインナップ紹介は以上なのですが、いつ買えばお得なのかちょっと調べてみたので共有させてください。僕自身、できるだけお得な時に買いたいのでアマゾンで調べてみました。
One と Five

まずはOneの価格を直近1年遡ってみました。
どうやら11月末のBlack Fridayから年初までは安くなるようですね。

続いて本命Fiveですが、直前まで¥56,967だったようです。昨年度を見ると6月末に¥54,680まで下がっています。おそらくプライムデー以外のアマゾンの催し物(去年のプライムデーは10月)があって下がったという感じでしょうか。
Amazonを見る限り在庫はあまり多くないようなので、プライムデーでの値引きも見込めなさそうですね、残念です。。
Sonosのスピーカーラインナップ、ご理解いただけたでしょうか。
再度にはなりますが、サウンドバーについてもBOSEやSonyと並べて比較していますので、よろしければ以下も合わせてご覧ください。
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サウンドバーの選び方 シングルバーおすすめ6選!
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!