8月11日にApple傘下のBeats by Dreから完全ワイヤレス型イヤフォン Beats Studio Budsが発売されました。
1週間使ってみたあとのレビューは以下をご覧ください。
そんなBeats Studio Budsですが、私も購入し数時間試してみました。ちなみに無難に黒を選びました。
視聴を続けた結果、Beats Studio Budsはこんな方にはおすすめできるとおもいます!
こんな方におすすめ
- 2万円以下でAirpods Pro並のノイズキャンセリング機能がほしい方
- (テレワーク中など)長時間使っていたい人
以下、Beats Studio Budsの良いところ、いま一つなところを見ていきたいと思います。
良いところ2点、いま一つなところを4点挙げています。
ちなみにアマゾンだとApple公式より1000円ちょっと安いのでそちらで買うほうがお得ですよ!
目次
Beats Studio Buds 良いところ・いま一つなところ
Beats Studio Budsの良いところは下記2点だとおもいます。
- 2万円以下だがノイズキャンセリングはほぼAirpods Proと同等(特に電車内の騒音に強い気がする)
- 軽いので装着感がそこまでなく、長時間つけていられる(片方5g, Airpods Pro 5.4g, Sony WF-1000XM4 7.3g)
一方、Beats Studio Budsのいま一つなところは音以外の点も含めると以下のとおりです。
- 低音がくぐもって聞こえる
- 男性ボーカルが引っ込んで聞こえる
- 本体で操作する際、耳に空気が入って痛い時がある
- 本体の表面が滑る、柄がないので出し入れの際は注意が必要
Beats Studio Budsのいいところ
ノイキャンがほぼAirpods Proレベル!
Beats Studio Budsには、Airpods Proと同様にActive Noise Canceling(ANCと略されることが多いです)機能を搭載しています。
ANCはノイズに対して逆の波形をあてることで騒音を打ち消しています。
通常のAirpodsにはこのANCがついておらず、一方Airpods Proには搭載されていて、Apple公式での価格差は約1万円(¥19,580 / ¥30,580)です。
Beats Studio BudsはこのANCを搭載しており、かつANCを搭載していないAirpodsよりも安いのが魅力の一つです。
Apple公式では¥17,800なので、通常のAirpodsと比較すると¥2,000弱安価ということになります。
実際のノイキャンの聞き具合もAirpods Proと大きな遜色はないように感じます。
完全ワイヤレスのイヤホンを選ぶに当たり、ノイズキャンセリング機能を優先したい人にはおすすめのモデルです!
装着感がなく、長時間つけていられる
Beats Studio Budsは片耳5g、Airpods Proは片耳5.4gなので、そこまで大きな違いには見えませんが実際に装着してみると結構違うように感じます。
重さだけでなくAirpods特有の柄の部分がないので耳に当たる部分が少ないのも一つの理由かもしれません。
テレワークで自宅などで仕事をするときなど、長時間つけていられるというのはメリットとして大きいのではないでしょうか。
ノイズキャンセリングの強さとも相まって、テレワーク環境にもおすすめできるとおもいます。
(ちなみに欠品が続いているSonyのWF-1000XM4は7.3gと、ほかの2モデルと比べると重さが目立ちます)
Beats Studio Budsの今一つなところ
ここからはBeats Studio Budsのいま一つなところをあげていきます。
低音がくぐもってきこえる
先行発売されていた国のコメントでも見られたように、やはり低音は今ひとつです。
具体的には、ベース音などがくぐもって聞こえ、音の深みが感じにくくなっています。
低音が鳴っていることはわかるものの、フィルターを通してきいているような感覚で、音楽のジャンルによっては聞こえづらく感じるかもしれません
男性ボーカルが奥に引っ込んで聞こえる
低音がくぐもって聞こえると言う点と関係してくると思うのですが、男性ボーカルが引っ込んで聞こえます。
女性ボーカルに比べると奥の方で声が聞こえる程度なのですが、男性ボーカルの曲をメインに聞く人にとっては物足りないかもしれません。
中高域はきれいに聞こえるので、やはり低音・男性ボーカルには強くないのかもしれません。
本体で操作する際、耳に空気が入って痛い時がある
ボリュームや再生、停止の操作を本体で操作できるのですが、イヤホン本体を耳の奥に少し押し込む形になるので、耳に空気が入る感覚があります。
気をつければ問題ないと思いますが、勢いよく押してしまった際はすこし痛みを感じることもあります。
Airpodsであれば「うどん」といわれる柄の部分で操作するのでこういう心配はないんですけどね。。
このことからイヤーピースは耳にあったサイズのものをちゃんと使うよう、ご注意ください。
付属品にSとLのイヤピが入っていますが、もし合わない場合はアマゾンにサードパーティー製のものも売っているので試してみてはいかがでしょうか。
本体の表面が滑る・柄がないので出し入れの際は注意が必要
装着感がなく、長くつけていられることを長所として挙げましたが、出し入れの際には注意が必要です。
本体が小さいことに加えて、表面の素材が滑るため、バッテリーケースに出し仕入れする際に手から滑り落ちやすいと思います。
Airpods Proを発売当初から使い続けてきてそのような感覚はなかったのですが、Studio Budsは初日に落としそうになりました。
昨年のニュースですが、ワイヤレスイヤホンを線路に落としてしまうケースも少なくないようなので、気をつけたいですね。
Beats Studio Buds まとめ
もう一度、Beats Studio Budsの良いところと今一つなところをおさらいすると、以下のとおりです。
ココがおすすめ
ノイキャンの性能、装着感のなさ
ココに注意
低音の弱さ、耳に空気が入りやすい、滑りやすい
Airpodsと迷っている人なら買い、ただし9月に発表の噂があるAirpods3の登場をまってからでもいいかも、というのが個人的な感想です。
いまさらANCのついていないワイヤレスイヤフォンをAppleが出してくるとも思えないので、Beats Studio Budsの比較対象になると思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!